「マズル会議」という絵を去年かきました。
マズルの長い犬側と短い犬側で公平になるように話し合ってる。
ここから前置き。
「マズル(muzzle)」とは、英語で「銃口」の意味だそうで、
そこから動物の顔のはみ出した部分(鼻口部)がそう呼ばれるようになったそうです。
「マズルコントロール」と言って悪いことをしたときにしつけとして
マズルをつかんだりします。犬は鼻や口を触られるのを嫌がります。
自然でも母犬が子犬のマズルを噛むことでルールを教えるらしい。
「マズル」って響きが好きで大した意味もなく描いた絵が、
「マズル会議」につながりました。
マズルの長い犬たちが不満そうなところを描きました。
パグとか、たぶんマズルコントロールとかできなそう。
こないだ公園でパグとはじめて触れ合ったとき、
顔全体でぶつかってくる感じに戸惑いました。同じ犬でも全然ちがう。
まあそれはよくて、フェアじゃないよな、と自分の犬の味方するつもりで描きました。
結構面白かったので人間に会議を開かせてみたのが上の「マズル会議」。
これは連作で、「会議のあと」という絵に続きます。
みんなごっちゃになって寝てる。