椎根白魚さんのやきものを先日お店で選びました。
すごく楽しかった。すてきなやきものがたくさんあって
色がまざりあっていて、日によっていろんな色を感じます。
つるつるしてたりざらざらしてたりする。偶然っぽくできた感じの部分も愛おしい。
実物がいい！とはまさにこのことだと感じました。
日本画を学んでいた大学生のときもそんな言葉をよくきいた。
日本画は岩絵具のまざりあいが複雑で、やっぱ実際に作品みないと〜的な。
先生もそのようなことをよく言ってた。ふと思い出しました。
自分は今まであまり深く考えなくて、データだと嫌なところなおせるし
原画主義じゃないかもな、と思っていた。
自分の絵についてはデータになると客観的にみられて、良く思ったりしていました。
椎根さんのやきものをみて、わからなかった気持ちがわかって幸せでした。
いまは瞑想してる生き物のやきものの上に地球のびーだま置いています。
あと目があるのもいいんだよな〜。
お花も生花だと柔らかかったりにおいがしたりする。
色がすごく複雑で、きれいです。今チューリップが家にある。
かくぞと思いながら枯れていってしまうのですがまあいいや。
明々後日から展示をします。
「休日のこと」という展示です。
ちょうど去年の11月に「ケチャップの麓の小さな町」、
今年の4月に「午前4時に目が覚めたミルクボーイ」という展示をしました。
どちらもテーマに合わせてかきました。その方が制作を進めやすい気分だった！
今回は「休日のこと」なので、間口がひろがった気持ちです。
テーマに意味深さがなくて勝手に気が楽になっています。
10年前くらいに「休日」という展示をした。それも今回のタイトルと関係があります。
「休日」はまだイラストの仕事もほとんどもらったことがなかった時期の展示です。
いい経験にはなったけど、何がなんだかよくわからないまま終わった感がありました。
あのとき表現したかった気持ちというかムードは
よく覚えているしたぶんおおまかなところはずっと変わっていなくて、
今ならもうすこし上手く描けそうだなという気もした！
そこで「休日のこと」としてみました。
結局は気のむくままに描いた作品の展示です！
「休日の気持ちよさを多くの人と共有できればいいなと思います」
と10年前の自分は紹介しています。まるで昨日かいたような文章である。
作品販売のほかに、グッズも置いたり（ケチャップ展示のときのやつ）あとは
装画を描かせてもらった本や長くお仕事させてもらっている季刊誌とか
持っていく予定です。まとめてみてもらえる場所にできればと思っています。
お近く寄られたらぜひのぞいてみてください！
一色美奈保 個展 「休日のこと」
会期：2023年11月9日（木）～11月14日（火）
時間：12:00-18:00
入場：無料
会場：studio CIEN 〒150-0001 渋谷区神宮前4-26-28 水色の建物 1F
東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅 5番出口より徒歩3分
JR山手線原宿駅 竹下口より徒歩7分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 A2出口より徒歩7分
