「京都・六曜社三代記 喫茶の一族」読んだ。
実際に京都の河原町三条にある喫茶店の話です。
大学生のときに自分が好んで行ってた喫茶店です。
一階と地下店があって、地下店は夕方の決まった時刻にきっかり
喫茶店からバーになる。(店主も変わる)
喫茶のほうの地下店と一階店も、マスターが違う。
地下店の話ですが、スケッチしてもいいですかって何回目かにきいて
許可を得たときくらいから、たまに奥さんとお話しすることもあって、嬉しかった。
美味しいホームメイドドーナツを焼いている奥さん!
平日はのんびりした時間が流れていました。
なんどもいくうちに特別に好きな喫茶店になっていました。
ここからやっと本のはなし!満州から始まります。
敗戦して、六曜社初代の實さんと八重子さんが日本に戻ってくるまでの
戦後の混乱も詳細に書かれていた。混乱の中で起こる数々の偶然はすごかった。
学生運動が盛んだった時期、六曜社は落ち合う場所になったりしていたらしい。
三代って重いなと感じます。
読んでまた 行きたくなった 六曜社!
おすすめ!